日々の記録

作業療法士のこまめと2019年8月生まれのあずきの日々

作業療法士のお仕事(私の場合)

こんばんは。

今日は私の仕事について書いてみます。 

 

私は作業療法士という仕事をしています。

簡単にいうとリハビリのスタッフです。

 

 

リハビリの対象になる患者さんは、

などなど、病気によって日常生活に困っている方で医師がリハビリが必要と判断した方にリハビリが処方されます。

 

理学療法士なら、テレビとかで聞いたことあると思います。

 

理学療法士(PT)は、座る・立つ・歩くなど基本動作ができるようになるように、物理療法・筋トレ・歩行訓練などを実施する職種です。

 

作業療法士(OT )は、基本動作の先、食事や着替えやトイレお風呂の動作など日常生活動作ができるようになるよつに、作業をリハビリとして行う職種です。

 

作業療法の作業とは?

→スプーンやお箸が持てるようにつまむ・握る練習が必要→おはじきつまんだり、お手玉握ったりする事を作業と私たちは呼んでいる。病院によっては木工や陶芸など作業活動をリハビリとして取り入れている所もあります。

 

患者さんによって、どんな動作訓練を行うかは色々で、

  • お箸やスプーンを使う動作練習
  • 主婦の患者さんであれば料理・掃除・洗濯をする動作練習
  • パソコンを仕事で使う人で職業復帰を目指している患者さんであればパソコンを使う動作練習
  • 日中は1人で過ごす事になる高齢の患者さんには、1人でトイレができるようにトイレの動作練習

 

などなど、患者さんによって必要な日常生活の動作は異なるので患者さんの目標に合わせて生活しやすくなるように支援する職種です。

 

病院や施設以外でも、実際に退院された方のご自宅に行って訪問リハビリすることもあります。

 

 

私が新卒で入職した病院はリハビリ専門の病院で、1人の患者さんに対してPT・OT・ST(言語聴覚士)が介入してチームでリハビリを実施していました。

 

結婚を機に現在の職場に転職。

今働いている病院は、リハビリ専門の病院ではなく、入院患者さんの9割くらいは高齢者で寝たきりの患者さんも多い老人病院です。

 

リハビリする為の病院というより、点滴の治療が優先。週に1~2回整形外科か外科のオペがある感じ。

 

リハビリスタッフの人数も少ないので、1人の患者さんに対してPTとOTの両方が担当する事はない。

 

私はOTだけど、PTみたいな立ち上がり訓練とか平行棒で歩行訓練する事がほとんど。

患者さんはほとんど寝たきりか1人でなんとか起きて座れるくらいの動作レベルの人が多いから、正直体力的にかなりきつい。

中には抗がん剤治療目的で入院してて、1人でスタスタ歩ける患者さんもいてます。

ただ抗がん剤治療するとかなり体力・筋力が落ちるため、ジムであるようなエアロバイクをひたすらこいでもらったりしてます。

 

正直、これOTの仕事ではないよなって思う事が多い。。。

でも、患者さんや病棟の医師・看護師からしたらPT・OTひとくくりでみんなリハビリスタッフなんだよなぁ。。。

 

最近自分の職種がちょっと分からなくなってきてます。

 

あれ、なんか作業療法士の仕事の説明が後半は仕事の愚痴になってしまいましたね。。。

 

また仕事のことも色々書けたらなと思います。

 

では。